【新名所】東京・麻布台ヒルズとエプソン チームラボボーダレス
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東京都港区に2023年11月誕生した「麻布台ヒルズ」は、緑に包まれた一つの街のような複合施設。約8万1千平米の敷地の中に、レストランやマーケット、ブランド・ショップといった約150店舗の商業施設や、ホテル、レジデンスなど、さまざまな施設が集まっています。また、街全体がミュージアムのようになっており、幅の広いジャンルの文化・芸術を発信するギャラリーやパブリックアートが、街の至るところに設置されています。
その中でも注目されているのは、東京・お台場から移転した「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」。2018年にお台場で開館した際には、わずか1年間で世界160以上の国・地域からの約230万人の来場者を達成した世界的に有名なアートミュージアムです。麻布台ヒルズでは、世界初公開の新作を含む、70以上の作品を展示。作品の多くは、部屋から出て他の部屋へと移動するのが特徴で、部屋を飛び出した作品は、他の作品と混じり合い、変化し続けます。来場者は境界のないボーダレスな世界の中を探索しながら楽しむことができます。
来場者の影響を受けて変化する作品も多くあり、その瞬間にしか存在しないアートを鑑賞することができるのも大きな魅力です。自分の存在、アートとの一体感など、さまざまな発見に出会えることでしょう。感性が豊かになっているこの季節に楽しみたい、チームラボのアートミュージアムです。
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▲世界初公開の「Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境が生む光 - ワンストローク」©チームラボ
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▲麻布台ヒルズ外観
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【グルメ】青森・十和田市現代美術館と十色アイス
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青森県十和田市は、まちづくりプロジェクト「Arts Towada」により、世界的に有名な現代アーティストによる屋外アート作品や、日本を代表する建築家・隈研吾などが設計した建物が点在する「アートの街」。その中核となる十和田市現代美術館は、「アートを通した新しい体験を提供する開かれた施設」として2008年に開館した美術館です。アートと街が共存するような開放的なつくりが特徴で、世界的なアーティストである奈良美智、名和晃平、ロン・ミュエクなどの作品や、オノ・ヨーコの「念願の木」「三途の川」「平和の鐘」も展示されています。「念願の木」は、オノ・ヨーコが1996年から各地で行ってきた平和を祈願するプロジェクト。観覧者が願いごとを白い短冊に書き、木につるしていくという参加型の作品です。短冊は、一年に一度本人のもとに届けられ、アイスランドにつくられた世界平和を祈念するモニュメントの台座におさめられます。
十和田は徒歩でアート巡りが楽しめることから、多くの観光客が訪れます。アート巡りの夏のお供として長年愛されてきたのが、名物「十色アイス」。美術館前を中心とする市内で、4月下旬〜10月末頃に、夫婦で1980年頃からアイスクリームの製造販売している「商(あきない)ハタケヤマ」が、リヤカーを使ってこの十色アイスを移動販売しています。花火のように美しい十色のフレーバーは、リンゴ、イチゴ、メロン、オレンジ、ブドウ、パイン、バニラ、チョコ、ブルーハワイ、ゴマ。フルーツピューレなどを使用することで生まれる、ジューシーな味わいがたまりません。運よく出会えたら、迷わず味わいたいスイーツです。
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▲オノ・ヨーコ「念願の木」「三途の川」「平和の鐘」©十和田市現代美術館
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▲十和田市名物「十色アイス」
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【温泉】神奈川・彫刻の森美術館と箱根強羅温泉
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神奈川県西部の箱根にたたずむ「彫刻の森美術館」は、1969年に開館した日本初の野外美術館。箱根の雄大な山々を一望できる緑豊かな屋外展示場には、 ロダン、ムーア、ミロなど、近・現代を代表する彫刻家の名作約120点が展示されています。ガブリエル・ロアール作「幸せをよぶシンフォニー彫刻」は、雨の日でも楽しめる体験型のアート作品。SNS映えすることから、とても人気があります。また、4つの室内展示場も完備。「ピカソ館」では20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソの世界有数コレクション319点を順次公開しています。屋外展示場や箱根の山々を望めるレストランやカフェも併設されていますので、梅雨の時期でも、芸術とふれあう心豊かな時間を過ごせます。
この美術館の近くには、「五色のパステルカラー温泉」で有名な「強羅温泉郷」があります。1949年に初めて強羅での掘削による温泉採取に成功し、箱根で一番標高の高い「神山」の北東の斜面に位置する坂と温泉の街に。現在は46カ所の源泉数を誇るまでになりました。淡い黄色のナトリウム「塩化物泉」、淡い緑色のナトリウム「硫酸塩泉」、淡い茶色のカルシウム「硫酸塩泉」の3泉質に加え、大涌谷からの引き湯した乳白色の酸性「硫酸塩泉」と、早雲山から引き湯した透明の「単純硫黄泉」を加えた、5つのタイプの異なる泉質の温泉を堪能できます。アート鑑賞で心を癒やした後は、温泉で体もリフレッシュしてはいかがでしょうか。
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▲屋外展示場©彫刻の森美術館
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▲ガブリエル・ロアール「幸せをよぶシンフォニー彫刻」©彫刻の森美術館
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【観光】香川県・直島のアートプロジェクトと地中美術館
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現代アートの聖地として世界中から注目を集めている、瀬戸内海に浮かぶ香川県「直島」。周囲約16kmで人口3,000人ほどの小さな島ですが、浜辺や桟橋、小高い丘から町の中心まで、島のさまざまな場所にアートや美術館が点在し、ここでしか得られない特別なアート体験をできる島です。瀬戸内海の島に世界中の子どもたちが集える場を作りたいとの思いを抱いていた福武書店(当時)の創業社長と、直島に教育的な文化エリアの開発を夢みていた当時の直島町長が1985年に出会い、アートプロジェクト「ベネッセアートサイト直島」がスタート。島の自然や、地域固有の文化の中に、現代アートや建築を置くことで、特別な場所を生み出していくことになったのです。
直島の主な見どころは、草間彌生が手がけた「赤かぼちゃ」が出迎えてくれる港のある宮浦エリア、安藤忠雄にまつわる美術館「ANDO MUSEUM」がある本村エリア、そして美術館エリアの3カ所。美術館エリアでは、地中美術館、ベネッセハウス ミュージアム、李禹煥(リ・ウファン)美術館、杉本博司ギャラリー 時の回廊を巡ることができます。中でもおすすめなのは、「自然と人間との関係を考える場所」として、2004年に設立された地中美術館。美しい景観を損なわないよう、建物の大半が地下に埋設されており、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品を鑑賞できます。地下には自然光が優しく降りそそぎます。時間とともに変わる作品や空間の表情、光と影のコントラストにぜひご注目ください。ここでしか見ることのできないアートを堪能できるでしょう。
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▲ANDO MUSEUM 写真:山本糾
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▲地中美術館 写真:藤塚光政
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梅雨に巡るアート鑑賞スポットはいかがでしたか?アート作品は、出会った時に生まれる感動や心の安らぎもあると思います。日々の忙しさに、つい自分のことを後回しにしてしまいがちですが、たまには自分の心を労るような、そんなひとときを過ごすことも大切なのではないでしょうか。恵みの雨に感謝しながら、どうぞステキな時間をお過ごしください。
※トップ画像提供 「Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境が生む光 - ワンストローク」©チームラボ
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