【絶景】富山県・あさひ舟川の「春の四重奏」と「雪の大谷」
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富山県の東に位置する朝日町の「あさひ舟川」では、春になると雪が残る北アルプスの朝日岳を背景に、桜並木、菜の花、そしてチューリップが奏でる「春の四重奏」の美しい風景を見ることができます。例年、4月上旬から中旬頃の桜の開花時期が一番の見頃。堤防の両岸1,200メートルに、地元の人の手で植えられた約280本のソメイヨシノが満開となります。暖かな日差しのもとでひばりがさえずり、花の香りで満たされた春らんまんの風景は、まさに楽園。厳しい寒さを乗りこえたからこそ、この景色に出会うことで喜びを感じる人もたくさんいることでしょう。
ここのチューリップは、球根を育てるために植えられています。4月に入ると、球根を大きく育てるために、品種ごとに花を摘み取ります。摘み取られた花びらは「お礼肥え」として桜の根元にまかれ、翌年もキレイな桜の花を咲かせるための肥料となります。運がよければ、桜の木の下を彩る赤いチューリップの花びらを見られるかもしれません。
春の訪れとともに現れる、富山県のもう一つの絶景スポットは、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」。立山黒部アルペンルートは、富山県と長野県をロープウェイやケーブルカーなどで結ぶ山岳観光ルートです。冬の間は閉ざされていたこのルートは、4月中旬から全線開通します。まだ真っ白な雪に覆われた大谷付近の道路を除雪することで、巨大な雪の壁ができます。高さ20メートルになることもある雪の壁の迫力は圧巻。世界中から、この景色を眺めるために多くの人々が訪れます。
6月中旬頃までは「雪の大谷ウォーク」も体験できます。より高く、より白い雪の壁を目にしたいのであれば、開通直後の4月中旬〜末頃がおすすめ。春にしか出会えない絶景です。
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▲あさひ舟川の「春の四重奏」
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▲立山黒部アルペンルート「雪の大谷」
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【歴史】福岡県・河内藤園の藤の花と世界遺産「官営八幡製鐵所」
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福岡県北九州市の河内(かわち)藤園は、2015年にアメリカCNNの「日本の最も美しい場所31選」に選出されたことをきっかけに、藤の名所として世界中から観光客が集まる絶景スポットです。見頃を迎える4月下旬から5月中旬の時期には、野田長藤や口紅藤などの約22種類の藤が楽しめます。
実はこの場所は、創設者の樋口正男さんと家族が約50年間、深い愛情を注ぎ、育ててきた個人所有の藤園。はじまりの木として植えた藤の木も、樹齢150年をこえる大藤へと成長しました。毎年美しい花房をなびかせて、見る人々を魅了します。一番の見どころは、ため息の出るようなグラデーションが美しい、藤の花のトンネル。110メートルと80メートルの2本のトンネルの中に、薄紫色、ピンク、白などの可憐な花房が咲き誇り、幻想的な世界へと誘います。
北九州市には、2015年に世界遺産として登録された「明治日本の産業革命」の構成資産の一つである「官営八幡製鐡所」もあります。幕末から明治にかけて、急速な成長を成し遂げた日本。政府は国家事業として、八幡村(いまの北九州市)に鉄鋼一貫製鐡所をつくりました。苦境を乗りこえ、その後10年ほどで、国内で生産される鋼材の90パーセント以上を担うまでに成長。ものづくりの息吹を感じる「日本の産業近代化の聖地」の一つとして称えられています。
現存する最古の鉄骨建造物である1900年(明治33年)竣工の「修繕工場」をはじめ、「旧鍛治(かじ)工場」「遠賀川水源地ポンプ室」「旧本事務所」は、現在も稼働を続けています。これらの施設は、一般公開されていませんが、旧本事務所を眺望できるスペースが観光スポットとして整備されました。解説パネルや古写真が展示されているほか、常駐のボランティアガイドによる解説を聞くことや、旧本事務所の内部をVR(バーチャル・リアリティー)で見ることもできます。
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▲河内藤園の藤の花トンネル
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▲世界遺産「官営八幡製鐡所」
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【体験】東京都・国営昭和記念公園のチューリップとバーベキュー
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東京都立川市と昭島市にまたがる国営昭和記念公園も花の名所として知られています。ここは、昭和天皇御在位50年記念事業の一環として、米軍の立川飛行場跡地につくられた総面積180haにもおよぶ国営公園です。園内では、年間800種類をこえる花や植物を見ることができます。
春には毎年、色とりどりの花を楽しめる「フラワーフェスティバル」が開催され、園内が最も華やぐ季節。3月下旬から桜やチューリップ、菜の花が咲き始め、4月中旬になるとネモフィラやツツジ類、藤も咲き始めます。渓流広場にあるチューリップガーデンは、オランダ・キューケンホフ公園の元園長を招き、その美しいオリジナルデザインを踏襲したもの。現在は当初のデザインを生かしながら、昭和記念公園オリジナルの景観づくりをし、202品種25万球のチューリップが人々の目を楽しませています。鮮やかなチューリップの花と渓流、緑の芝生のコントラストも見ものです。フォトスポットの設置や、さまざまなイベントも開催されます。
園内にはバーベキューガーデンもあり、春の花めぐりと一緒にアウトドアクッキングをするのもおすすめ。自然豊かな環境の中で、手ぶらで炭火焼きのバーベキューをすることができます。JR青梅線「西立川駅」公園口から、西立川ゲートまでは徒歩約2分、そのゲートからバーベキューガーデンまでは徒歩8分という、アクセスの良さも魅力。ペットが一緒でもバーベキューが楽しめるというのも、嬉しいポイントです。大切な人とバーベキューでお腹を満たしながら、心地よい春の風を感じられそうです。
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▲昭和記念公園のチューリップ
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▲バーベキュー
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【グルメ】山梨県・富士本栖湖リゾートの芝桜とジビエ
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富士山と首都圏最大規模の約50万株の芝桜のダイナミックな共演が楽しめるのは、「富士本栖湖リゾート」。残雪の富士山と、ピンクのじゅうたんが一面に広がる風景は、春の風物詩として親しまれています。毎年、4月中旬から5月下旬までは、「富士芝桜まつり」が開催され、訪れる人を楽しませています。
この施設も、アメリカCNNの「日本の美しい風景31選」に選ばれた花の名所の一つ。施設内には、イギリス人ガーデンデザイナーのマーク・チャップマン氏がデザイン監修を手がけた本格的な英国式庭園「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」もあります。美しい富士山と約300種類の草木や花、ピーターラビットたちの共演が楽しめるほか、カフェやミュージアムなども備えており、春のひとときをゆっくりと満喫できそうです。
本栖湖へ足を運んだのなら、新鮮なジビエ料理がはずせません。湖畔には、質の高いジビエ肉を楽しめるレストランが複数あります。中には、ベテランの漁師でもある店主が富士桜林で狩猟した野生の鹿肉をふんだんに使った鹿カレーセットを楽しめるお店も。カレーのほか、しゃぶしゃぶや竜田揚げ、燻製など、さまざまな味わいを楽しめるのも魅力です。本栖湖を訪れた際には、ぜひ立ち寄りたいグルメです。
※狩猟した鹿肉を使用しているため、鹿肉がない場合もあります
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▲富士本栖湖リゾートの富士芝桜まつり
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▲鹿肉のジビエカレー
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寒い冬を経てやってくる春は、さまざまな生命の息吹を感じられる季節。中でも、色鮮やかに咲き誇る花は私たちの心に彩りをもたらし、パワーを与えてくれます。日々家事や仕事に追われている方にとっては、花を楽しむのはまさに贅沢な時間。旅先でゆっくりと時間を過ごしながら、春の花の美しさにひたってみてはいかがでしょうか。
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