【歴史】奈良県・観光特急「あをによし」と世界遺産の平城宮
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2022年に大阪・奈良・京都を結ぶ観光列車としてデビューした「あをによし」。その名前は、万葉集などで使われていた古都・奈良に掛かる枕詞です。車両の外装色は、聖徳太子が制定した「冠位十二階」で最高位を表し、天平時代に高貴な色とされた紫色を採用。正面には、幸せのしるしとされる「吉祥文様 花喰鳥」をデザインしたエンブレムが飾られています。
特筆すべきは、まるでホテルのような美しいインテリア。1・3・4号車の若草色のスタイリッシュなツインシートは、家具メーカーによる特注デザインです。内外装には、正倉院の宝物にも用いられていた、天平模様をイメージした柄やデザインをふんだんに使用。2号車には、半個室のサロンシートと販売カウンターが用意されており、柿の葉寿司、車内限定のオリジナルスイーツやクラフトビールなどを購入できます。ラグジュアリーなシートに座り、地産のグルメとともに限定品のビールやドリンクを飲みながら、流れゆく車窓の景色を眺めることができます。
車窓からの景色で特に注目したいのは、世界遺産「平城宮跡歴史公園」の朱雀門です。平城京は約1,300年前に、今の奈良市につくられました。政治・儀式の場である大極殿・朝堂院、天皇の住まいである内裏、役所の日常的業務を行う官衙(かんが)など、都を治める官公庁が集まりました。平城宮を中心に、律令国家としてのしくみが完成し、天平文化が花開いたのです。
当時、平城宮に入れたのは、皇族や貴族など、ごく限られた人々のみでした。現在では、誰もが自由に散策をしたり、車窓からも平城宮跡を眺めたりすることができます。列車の中でゆっくりとくつろぎながら、悠久の歴史と文化を感じられるスポットです。
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▲観光特急「あをによし」と世界遺産「平城宮跡歴史公園」
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▲ライトアップされた「平城宮跡歴史公園」の朱雀門
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【絶景】愛媛県・「伊代灘ものがたり」と下灘駅
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「伊予灘ものがたり」は、愛媛県の松山駅と、伊予大洲駅や八幡浜駅とを結ぶ2つの区間を走る観光列車です。JR四国の初の観光列車で、昨年、運行から10周年を迎えました。週末を中心に1日に4便が運行されており、時間によって表情を変える車窓からの絶景と、おいしい食事を楽しめます。
3両編成で、1号車の「茜の章」には、伊予灘を染めゆく夕焼け空を思わせる茜色で、4名まで利用できるボックス席などを用意。2号車「黄金の章」には、海向きのペアシートや広々とした洋風の椅子やテーブルなど、モダンスタイルを基調とした明るい空間が広がり、3号車「陽華の章」には気品あふれるインテリアが置かれた個室空間があります。
なんといっても楽しみなのは、地元食材などを使った予約制の食事。県内のレストランとコラボレーションした、モーニングセットやランチコース、アフタヌーンティーなどが味わえます。予約制の食事以外にも、飲み物やデザート、オリジナルグッズも車内で購入できます。
伊予灘が最も美しく見える区間にある「下灘駅」には、約10分間停車します。何一つ遮るものがない瀬戸内海の眺望は、瞬きするのも惜しいほどの絶景。日中は見渡す限りの紺青、トワイライトタイムには空も海も真っ赤に染まります。天気の良い日は、海の向こうにぽっかりと浮かんだ猫の島で有名な青島を目にすることができます。
あまりにも心を打つ光景のため、「青春18きっぷ」のポスターで何度も紹介されたほか、数々の映画やドラマのロケ地となり、日本一、美しい海が見える駅の一つとして有名です。ホームに佇むのは、古びた上屋とベンチだけという小さな無人駅ですが、世界中から人々が訪れます。伊予灘ものがたりの赤い車両と、青い海とのコントラストが撮影できるのも、乗客の特典。唯一無二のフォトジェニックなロケーションです。
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▲下灘駅と伊予灘ものがたり
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▲下灘駅
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【体験】青森県・東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」とみちのく潮風トレイル
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TOHOKU EMOTIONは、三陸の海が広がる青森県・八戸駅~岩手県・久慈駅の間を走る、東北グルメを楽しめる観光列車です。列車内は、ライブキッチンを中心とした全席レストランの空間。コンパートメント個室車両、ライブキッチンスペース車両、オープンダイニング車両の3両構成です。インテリアも青森のこぎん刺しや岩手の南部鉄など、東北各地の伝統工芸がモチーフとして装飾されていて、東北の魅力を目でも舌でも堪能できるようになっています。
ウニやアワビ、イカ、サバ、短角牛、山ブドウ、シイタケなど、三陸は海や山からの豊富な食材を有するエリア。東北の食材を使ったオリジナルメニューが、ライブキッチンから運ばれます。年2回担当シェフが替わり、メニュー内容は4回替わるので、何度乗車しても新しい驚きに満ちた味に出会えます。
三陸の海の景観をさらに満喫したい方におすすめなのが、青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐ「みちのく潮風トレイル」です。東日本大震災の復興支援として整備された自然の中を歩くための道で、全長は1,000キロ以上。自分の足でゆっくりと旅することで、従来の観光地巡りでは味わえない魅力をじっくりと感じることができます。
最大の魅力は、海の景観をダイナミックに感じるスポットの豊富さ。日本一美しい断崖やリアス海岸ならではの風景、世界三大漁場の一つとされる三陸・金華山沖など、見どころが満載です。岩手県久慈市・洋野町モデルコースは、久慈市の街中から、源義経の逃避行伝説が残る源道、もぐらんぴあ水族館を経て、美しい森の中のトレイルを歩きます。この地で紡がれた物語を体感できる豊かな道を、潮風に吹かれながらマイペースで歩めば、忘れられない感動を味わえそうです。
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▲東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」
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▲みちのく潮風トレイルの区間にある横沼展望所(岩手県久慈市)
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【グルメ】新潟・「えちごトキめきリゾート雪月花」と、雪解け水で育つ米
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「えちごトキめきリゾート雪月花」は、上越地方を走るリゾート列車です。雪月花は、冬の雪、秋の月、春の花といった「四季折々の風雅な眺め」を表す言葉。さまざまな表情を見せる日本海や、越後富士と称される妙高山の雄大な山並みなど、四季ごとに見られる美しい自然を眺めながら、食事やアルコールを楽しむことができます。特別なウェルカムドリンクから始まる食事は、地元食材の良さを熟知した人気レストランのシェフが考案したオリジナルメニュー。季節ごとにメニューが変わり、豊かな旬の恵みを楽しめます。
車体は、2017年に鉄道車両の新人賞「ローレル賞」を受賞した、国内最大級パノラマウィンドウの新造車両。日本の原風景に調和する「銀朱色」に彩られています。2両編成で、1号車には日本海側と妙高山側を向く座席とボックスシート、そしてすべての乗客が利用できる展望ハイデッキも用意されています。2号車には、運転士の頭越しに前面の眺望を見られる真っ赤なソファーを備えたボックスシートや、桜とカバザクラの木を用いた「さくらラウンジ」を完備。バーカウンターでは、沿線の地酒やワイン、生ビール、ソフトドリンクなどを味わえます。
列車が走る新潟県上越市は、国内有数の米の産地としても広く知られています。雪国新潟の中でも豪雪地帯で、春になると山々から雪解け水が田畑を潤します。ミネラル豊富な雪解け水と昼夜の寒暖差がお米に甘みをもたらし、適度な粘りを生み出してくれるといいます。上越地域のコシヒカリは、日本穀物検定協会の食味ランキングで、10年連続(2013年産から2022年産)で最高位の「特A」の評価を受けました。現地へ訪れたなら、ぜひ味わいたい一つです。
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▲えちごトキめきリゾート雪月花
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▲米とおにぎり
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観光列車には、その地域の魅力がギュッと凝縮されています。それぞれの観光列車が持つ個性を知れば、日本国内での鉄道旅行がぐっと楽しくなることでしょう。車窓からの絶景や食事、洗練された空間がそろった観光列車でゆったりと過ごす時間は、間違いなく心に残る旅になるはずです。
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