スマホの写真サイズを変更する方法とプリントに最適な比率

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2024/07/11

スマホの写真をハガキに印刷するならどのサイズが適切?

古いフィルムカメラ

3:2 が正解でした!

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スマホの写真サイズを変更する方法とプリントに最適な比率

スマホで撮影をする際、写真の「縦:横」の比率を変えられることを知っていますか?

写真はSNSへの投稿や印刷など、用途によって適切なサイズが異なるもの。

撮影時にサイズを指定しておけば、適切な構図で人物や景色などを収めること可能です。

この記事では、スマホの写真サイズを変える方法とともに、用途別の適切サイズの選び方を解説。

簡単にできるものばかりなので、活用してみてください。

写真のサイズ(アスペクト比)とは

スマホで写真撮影

写真のサイズ、アスペクト比とは、写真の横と縦の長さの比率を表したもの。

スマホのカメラでは「縦:横」の比率を「1:1」「4:3」などに切り替えることができます。

アスペクト比を変えると、写真の印象も大きく変化。

例えば「1:1」の写真は被写体を目立たせたいときに向き、景色を撮るときは「16:9」に切り替えるとダイナミックな1枚に仕上がります。

SNSへの投稿や印刷など、利用目的に合わせて比率を調整するのもオススメです。

写真の一般的な縦横比(アスペクト比)

風景を撮影しようとスマートフォンを構える女性の手

スマホのカメラの縦横比は「1:1」「3:2」「4:3」「16:9」が一般的。

それぞれどのような撮影シーンに向いているのかチェックしていきましょう。

「1:1」は被写体が引き立つ

正方形の「1:1」サイズは、コンパクトな写真が撮りたいときや、被写体を目立たせたいときに向いています。

また、LINEやX(旧Twitter)などのアイコンに使われるのもこのサイズ。

アイコンの設定時に写真を正方形に切り取ることもできますが、あらかじめ「1:1」の構図で撮影すると、見栄えのいいアイコン用の画像が撮影できます。

「3:2」は人間の視野に近い

35ミリフィルムカメラの時代から続く、人間の視野に近いとされている比率が「3:2」。

写真プリントの標準サイズである「L判」にも近く、ハガキやポストカード用の写真として利用するのに最適です。

「4:3」はバランスよく撮影できる

「4:3」の比率は、スマホカメラのデフォルトサイズとして設定されています。

コンパクトデジカメにも採用されているこのサイズは、被写体をバランスよく捉えられるのが魅力。

デジタルカメラの標準的な比率で、最も見慣れているかもしれません。

「9:16」はダイナミックな撮影ができる

フルHDや4K・8Kのような「16:9」は、横長の写真を撮りたいときにオススメ。

ダイナミックな風景や、左右の広さを強調したい写真を撮影するときに活用しましょう。

マイナンバーカードの顔写真サイズと撮影時の注意点

マイナンバーと書かれたブロックが置かれたデスク

SNSへの投稿やハガキの作成は自由にサイズを変えられますが、マイナンバーカードのように写真の規格が決められているものは、アスペクト比を間違えないように注意が必要です。

マイナンバーの適切な写真の規格は、縦45mm×横35mm。

つまり、アスペクト比は「9:7」となります。

なお、「顔のサイズは34±2mm」「頭上の余白は4±2mm」といったようにサイズが細かく指定されているので、マイナンバーカード総合サイトで規格を確認しておきましょう。

撮影時に写真のサイズ(アスペクト比)を変更する方法

スマホで料理を撮影

スマホのカメラはいろいろな縦横比で撮影できます。

写真の使い方に合わせて、アスペクト比を変更してみましょう。

Androidの場合


  1. 「カメラ」アプリを開く
  2. 「設定」アイコンをタップ
  3. 「比率」をタップ
  4. 好きな比率を選択する


Androidは端末によってカメラアプリが異なります。「設定」や「MENU」などから「アスペクト比」「縦横比」などを探し、切り替えましょう。

iPhoneの場合


  1. 「カメラ」アプリを開く
  2. メニューを上にスワイプ
  3. 「4:3」などと書かれたアイコンをタップ
  4. 好きな比率を選択する


iPhoneの場合は、カメラアプリの「写真」「ポートレート」と書かれたメニューを上方向にスワイプすると、新たな設定メニューが表示されます。

その中にある「4:3」といった比率の書かれたアイコンをタップ。

「4:3」「スクエア(1:1)」「16:9」の中から好きな比率に切り替えましょう。

撮影後に写真のサイズ(アスペクト比)を変更する方法

ランチの写真を見る女性の手元

写真を撮影した後にサイズを調整することもできます。

Android・iPhone別にそのやり方を解説しましょう。

Androidで写真のサイズ(アスペクト比)を変更する


  1. 「Google フォト」を開く
  2. 編集したい写真を選択
  3. 「編集」をタップ
  4. 「切り抜き」をタップ
  5. 「アスペクト比」アイコンをタップ
  6. 好きなアスペクト比を選択する


「Google フォト」で写真を開き、画面下部に表示される「編集」をタップして、画像の切り抜きなどの編集を行いましょう。

別のアスペクト比に変更できるだけでなく、「フリー」を選んで細かな調整を行うこともできます。

iPhoneで写真のサイズ(アスペクト比)を変更する


  1. 「写真」アプリを開く
  2. 編集したい写真を選択
  3. 「編集」をタップ
  4. 「切り取り」をタップ
  5. 画面右上の「アスペクト比」アイコンをタップ
  6. 好きなアスペクト比を選択する


この方法を使うと、写真撮影時にはなかった「4:5」「5:7」などのアスペクト比に合わせて写真を編集することも可能です。

「自由形式」を選択すれば、比率を自由に調整することもできます。

まとめ

スマホカメラの縦横比は、アイコンを作成するなら正方形、ハガキ印刷をするなら「3:2」にするなど写真の用途に合わせて調整したいところ。

後から編集することもできますが、あらかじめアスペクト比を切り替えておくと、撮影後のイメージがつかみやすくなります。

簡単に設定を切り替えることができるので、次回の撮影時にお試しください。今までとは違った構図がきっと見つかるはずです!



スマホの写真に関する情報は下記の記事でも紹介しています。参考にどうぞ。



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