iPhoneのiOSがアップデートできない原因と対処法を紹介

IT

2023/11/05

【iPhone】容量があるのにアップデートできない原因は?

000154_01

正解は 通信環境や電池残量などが原因 でした!

関連ワード

iPhoneのiOSがアップデートできない原因と対処法を紹介

スマホを使っていると定期的にやってくるOSのアップデート。

新機能の実装やセキュリティーの強化などを目的としたアップデートを、心待ちにしている人も多いことでしょう。

スムーズに更新できればいいのですが、ときには“あること”が原因でダウンロードに失敗してしまうことも。

この記事では、iPhoneのiOS更新手順と、アップデートできない原因について解説します。

iPhoneのiOSとは

000154_02

iPhoneには「iOS(アイオーエス)」というソフトウェアが搭載されています。

iOSはApple社が提供しているシステムで、タスクを認識したり、メモリの管理をしたりと、端末の基本的な動作をつかさどっています。

そんなiOSは、定期的にアップデートが提供されます。

このアップデートには新機能の追加、不具合の修正、セキュリティーの強化といった目的があるため、こまめに実施するのがオススメです。

iPhoneのソフトウェアをアップデートする方法

000154_03

ソフトウェアの更新・確認は「設定」アプリで行えます。

ソフトウェアは自動で更新できる他、好きなタイミングでアップデートすることも可能。それぞれのやり方を紹介します。

自動でiOSをアップデートする方法


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」を選択
  3. 「ソフトウェアアップデート」を選択
  4. 「自動アップデート」をタップ
  5. 各項目をオンにする


「自動アップデート」をタップすると、ダウンロード情報を知らせる「iOSアップデートをダウンロード」という項目の他、ダウンロード後に必要なデータをインストールする「iOSアップデートをインストール」「セキュリティ対応とシステムファイル」が表示されます。

これを全てオンにすることで、スマホを使用しない深夜などの時間帯にアップデート・インストールが可能に。

ソフトウェアのバージョンによっては更新に時間がかかることもあるため、時間に余裕があるときに行いましょう。

手動でアップデートする方法


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」を選択
  3. 「ソフトウェアアップデート」を選択
  4. ソフトウェアの状態を確認する
  5. 「ダウンロードしてインストール」をタップ


ソフトウェアの更新がある場合は「ソフトウェアアップデート」をタップした時点で情報が表示されます。

「ダウンロードしてインストール」ボタンをタップすると、まずAppleのサーバーから更新情報がダウンロードされます。

その後「インストール」ボタンをタップすると、ソフトウェアの情報が上書きされ、最新の状態になります。

iPhoneのソフトウェアがアップデートできない原因

000154_04

ソフトウェアを更新できない場合は、以下の原因が考えられます。

最新のiOSに対応していない

iOSの更新ができるのは、端末ごとに決められたサポート期間のみ。

長くスマホを使っていると、いずれサポート期間が終了し、iOSをアップデートできなくなります。

例えば、2023年9月にリリースされた「iOS 17」に対応しているのは、iPhone XS/XR以降の機種。

iPhone XやiPhone 8シリーズは対象外となります。



▼iOS 17の対応機種


  • iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max
  • iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max
  • iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max
  • iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max
  • iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max
  • iPhone XS/XS Max/XR
  • iPhone SE(第2世代/第3世代)


iPhoneのストレージ不足

ストレージ容量が不足していると、データをダウンロードできず、iOSの更新が行えない場合があります。

アップデート前に、ストレージの空き容量を確認しておくといいでしょう。



▼ストレージ容量の確認方法


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「iPhoneのストレージ」をタップ
  4. 空き容量を確認する


もしストレージが不足していたら、不要なアプリや動画などを削除することで、容量に余裕を持たせることができます。

Wi-Fiの通信環境が不安定

更新時の通信環境が不安定だと、途中で通信が途切れたり、ダウンロードに失敗したりすることがあります。

アップデートはダウンロードするデータが大きいため、Wi-Fi接続が推奨されています。

利用者の多い街中のWi-Fiスポットではなく、できるだけ安定したWi-Fi環境を利用しましょう。

電池残量の不足・充電できていない

バッテリーの残量が少ないと、iOSの更新中にスマホが停止してしまい、アップデートに失敗することも。

このようなことが起きないように、iOSのアップデートは、充電しながら行いましょう。

Appleのサーバーが混雑している

大型アップデートが実装された日などはアクセスが集中するため、サーバーの混雑によってアップデートできないケースが発生。

急がないのであれば、時間をおいて更新するとスムーズです。

更新データが破損している

アップデートの中断・失敗によって更新データが破損してしまうと、iOSのアップデートができなくなる可能性があります。

この状況になったら、破損したデータを削除してから更新データを再ダウンロードして、アップデートを進めましょう。



▼更新データの削除方法


  1. 「設定アプリ」アプリを開く
  2. 「一般」を選択
  3. 「iPhoneストレージ」をタップ
  4. 「OSを確認」をタップ
  5. 「アップデートを削除」を選びます


まとめ

iOSを更新できないときは、端末を再起動したり、少し時間を置いたりすることで解決することもあります。

更新する際は、通信環境やバッテリーの状態を確認し、時間に余裕があるときに行いましょう!



0 おもしろいと思ったら
”いいね”しよう!

関連ワード

公式SNSでもおすすめのクイズを配信中!