iPadのホームボタンが反応しないときの対処法と代替機能の設定方法

iPadのホームボタンが反応しないときの対処法と代替機能の設定方法

iPadはスマホよりも画面が大きく、動画視聴や資料作成など、さまざまな用途で利用している人も多いでしょう。

そんなiPadには、機種によってホームボタンが搭載されているモデルがありますが、長く使い続けているとホームボタンが故障してしまうというトラブルも耳にします。

いざというときに慌てないよう、iPadのホームボタンが反応しない原因や対処法を確認しておきましょう。

iPadのホームボタンとは?

タブレットとノートPCとスマホ

一部のiPadにはホームボタンが搭載されていて、指紋認証センサーを使った画面ロック解除などができます。

また、アプリの起動中にボタンを押すと「ホームに戻る」操作ができるのも特徴の一つ。

そんな指紋認証「Touch ID」に対応している、ホームボタン搭載機種は以下の通りです。



▼ホームボタン搭載iPad



  • iPad Pro 10.5 インチ
  • iPad Pro 9.7インチ
  • iPad Pro 12.9インチ(第2世代)
  • iPad Pro 12.9インチ(第1世代)
  • iPad Air 2 以降
  • iPad mini 3 以降
  • iPad(第5世代)以降


iPadのホームボタンが押せない原因

タブレットを見るシニア

ホームボタンを押してもiPadが反応しないときにまず必要なのは、その原因を知ること。以下のどれに当てはまるか確認しましょう。

電源が切れている

本体のバッテリー切れなどが原因で電源がオフになると、ホームボタンは反応しなくなります。

iPadの電源がオンになっているか、バッテリーが切れていないかを確認しましょう。

ホームボタンが汚れている

ホームボタンの汚れやホコリの詰まりが原因で、ボタンが反応しなくなるケースもあります。

ホームボタンは柔らかい布や綿棒を使って優しく拭き取るなど、定期的にお手入れしましょう。

手が汚れている

iPadのホームボタンは、静電気に反応するセンサーを搭載しているので、手が汚れていたり濡れていたりすると、ボタンが反応しません。

清潔な状態でボタンを押して、反応するか確かめてください。

本体が故障している

本体の落下や水没、経年劣化などによって故障してしまった可能性も考えられます。

この場合は、ホームボタンが反応しない、電源が勝手に落ちるといった現象が起きていないかチェックしてみましょう。

iPadのホームボタンが押せないときの対処法

タブレットを操作するビジネスマン

iPadのホームボタンが反応しないときは、スマホの再起動やOSのアップデートなどを試してみましょう。

iPadを再起動する

本体の一時的なエラーが原因で、ホームボタンが反応しづらくなることがあります。

こうした不具合はiPadを再起動すると改善できます。



  1. サイドボタンを長押し
  2. 画面に電源オフスライダが表示されたら手を離す
  3. 電源オフスライダをドラッグ
  4. 30秒程待つと電源がオフになる
  5. 「Apple」のロゴが表示されるまでサイドボタンを長押し
  6. 電源がオンになる


iPadのiOSをアップデートする

iOSが古いことでシステムエラーが発生し、ホームボタンが反応しなくなっているのかもしれません。

以下の操作でiOSの確認・アップデートしてみましょう。



  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「ソフトウェアアップデート」をタップ
  4. 最新版になっていない場合は「今すぐアップデート」または「ダウンロードしてインストール」をタップ
  5. 画面の指示に従ってアップデートを進める


iOSが古くなっているときは、画面の指示に従って「アップデート」することをオススメします。

「iOSは最新です」と表示された場合は更新する必要はありません。

iPadの空き容量を増やす

iPadの空き容量が少なくなるとシステムに負荷がかかり、ホームボタンを押しても無反応になるケースがあります。

本体の空き容量は、以下の手順でチェックしましょう。



  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「iPad ストレージ」をタップ
  4. ストレージの空き容量を確認する


ストレージがいっぱいになっていたら、不要なアプリや写真・動画、音楽などを削除して空き容量を増やしましょう。

iPadの「AssistiveTouch」機能によるホームボタンの出し方

アプリケーションアイコンの設定

iPadには画面にホームボタンを表示することができる「AssistiveTouch」機能が搭載されています。

この機能はホームボタンが反応しないときはもちろん、ボタンが搭載されていない端末でも使うことが可能です。

「AssistiveTouch」でできること

「AssistiveTouch」をオンにすると、ホーム画面に丸いアイコンが表示されます。

このアイコンをホームボタンの代わりとして使うことができ、タップして「ホームに戻る」操作や通知センターの表示などが行えます。

「AssistiveTouch」の設定方法


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「アクセシビリティ」をタップ
  3. 「タッチ」をタップ
  4. 「AssistiveTouch」をタップ
  5. 「AssistiveTouch」をオンにする


iPadのホームボタンが壊れた・故障したら

聴診器、スマートフォン、ドライバー

ホームボタンが反応しない場合は、内部でケーブルが断線していたり、経年劣化によって故障したりしている可能性も考えられます。

修理にかかる費用や期間などをあらかじめチェックしておきましょう。

iPadはどこで修理する?

iPadが壊れたら、契約中の携帯会社やApple Storeの窓口に問い合わせて修理を依頼します。

来店予約をして持ち込んで修理してもらうか、本体を配送して修理の手続きをすることが可能です。

iPadの修理期間は?

パーツの在庫や予約状況によって、その場ですぐに修理してもらえることもありますが、問い合わせ時に、修理にかかる日数を確認しておきましょう。

iPadの修理費用は?

Appleの保証サービス「AppleCare+」に加入していると、iPadの修理費用を安く抑えることができます。

料金は定期的に見直されているので、Appleの公式サイトをご確認ください。

まとめ

iPadのホームボタンは指紋認証などに欠かせないパーツです。

ホームボタンの反応が悪いときは、再起動やOSのアップデート、空き容量の確保などを行いましょう。

また、「設定」アプリで「AssistiveTouch」をオンにしておくと、指紋認証はできないものの、ホームボタンの代替機能として利用できます。

紹介した対処法を行っても改善しない場合は、携帯会社やApple Storeの窓口に問い合わせて修理を依頼してください。



ホームボタンに関する情報は下記の記事でも紹介しています。参考にどうぞ。



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